骨川スネ夫
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私はこの自粛期間中になんと5キロも肥えました。えぇ、5キロもです。
そんなことはどうでも良いのです(よくはありません)。
今回はゴミとの最新のネタを皆にお届けに参りました。エンターテイナーぺちです。
え、てかまだ相手してたの?ブロックしたんじゃないの?なに相手してんの??と、思われる方もいらっしゃると思います。
本当にその通りでございます。ぐうの音も出ません。
〜言い訳タイム開始〜
ここ数ヶ月、飲酒量がぐっと増えまして、酔って色々とやらかすことが増えまして、ええ、はい、あの、その延長というか、はい、こう、なんか、あの、ブロックを解除してしまいました。すみません(何に対しての謝罪か分かりませんが謝ります)
〜言い訳タイム終了〜
さてお待ちかね、本題に入っていきましょう。
6月16日の火曜日。その日、定時退社し帰宅した女は18時前から酒を飲んでいた。
22時過ぎ、酒もいい感じに回り、ほどほどに酔っ払っていた女の元に1件のLINEの通知が届く。
こんな時間の連絡、友人の誰かだろう。と、何の気無しにLINEを開く。
「ひぃい〜〜〜〜〜!!!」
間抜けな声と共に、持っていた端末を思わず落としそうになった。
予想もしていないLINEだった。届いたLINEがこれだ。
差出人は一体どういうつもりなのだろうか。女はこの通知と内容が嘘であってほしいと願った。が、現実なのだ。何度確認しても届いているのだ。
女の中の選択肢は2つ。返信をするか、放置か。
この選択肢を正解と不正解に分けるのであれば、正解は後者に決まっている。誰がどう考えても後者しかない。後者しかないのだ。
気づいている人も多いと思うが、この女は思っているよりもバカである。そして今この瞬間、盛大なフラグが立っているのである。
だが、女はこの日にLINEを開く事はなかった。しかし削除はしていなかった。そう、フラグは立ったままだ。
そして明くる日の夕方、女は行動に出た。そう、返事を返してしまったのである。その後返信があり、数件やりとりをした。
それがこれだ。
もう一度言うが、この女は馬鹿なのだ。
この時のこの女の心情を振り返るとしよう。
「こんなにヒステリーで頭のおかしいクソ女をここまで好いてくれる人って、今後現れるのかな…。」
アホの錯乱モードである。自分が今までされてきた事の数々を思い出してほしい。が、人間というのはなんとも都合の良い生き物なので、それはそれはもう自分の良い様に記憶は書き換えられ、この女の中ではこの瞬間、こいつとの思い出は美談になっていたのだ。一応のフォローだが、この時だけだから許してやってほしい。
時間は深夜。物事を冷静に正常に判断できない時間帯だ。
傷つけてごめん、という謝罪の台詞が出てきた事に心が緩んだのか、女は返事を返した。
『少し考えさせてほしい。』
女は思いのままにそう返したが、一瞬にしてメッセージの取り消しをした。
「おおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!??????????????危ねぇええ!!!!!!!!!!!何送ってんだ自分!!!!!!!!!!!やめろ!!!!!!!!!!!??????????思い出せ!!!!!!!!!!!????????????同じ轍を踏む気か?????????????!?!!!!!!!!!!!!」
送った瞬間に正常な思考を取り戻し、思い留まったようだ。安心。
そして、冷静に、なる丈優しく、もう諦めてほしいという意を込めて、
『もう私の中に信用も信頼も無い、やり直すのは無理』
と返事をした。
自分で言うのもなんだが、優しい女すぎると思う。優しく相手の気持ちを考え、もう諦めるしか無い状況を作った。うまい。いい女だ。褒めてやってくれ。
そして、あの素晴らしい良い女に対する相手側の返信がこれだ。
お〜〜〜〜〜お〜〜〜〜〜お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
困惑だ。
完全に舐められている。ふざけているのか?ふざけているに決まっている。殺すぞ。
なんだその絵文字。何が分かったんだ???お前がクズでゴミで元カノからの信用も信頼も失ったクズって事が分かったのか??分かっていたらそんな事言うのか?理解力はミジンコレベルか???
信用も信頼もないなんて、やばい人間だぞ。
数日、こいつのせいでまたどっと疲れたような気がした。また飲酒量が増えていった。こちらもクズである。
もうこれでおしまい、一件落着!と思ったが、そういう訳には行かなかった。
6月24日。この日はとてもめでたい日だ。幸せな日なのだ。
夜、またLINEの通知が来た。これだ。
うんうん、そうですか。
知 ら ん が な
だから何なんだ?主語がない分、返答に困る。これも罠なのか?否、そこまで考えられないのは分かっている、ただの言葉足らずである。
幸せな気持ちがヘドロに侵され、汚れてしまったような気がした。
本当に、純粋に、今までのことを反省して悔いて、連絡をしてきているのだと思っていた。
そう、この時までは…。
人間、根本的なクズな部分は治らない、と言うのが実証された。逆に感謝である。
ちんこが脳みそなのか、脳みそがちんこなのか。
真相はわからないままだが、何方にせよクズと言う事は確定である。
こんなに人と過ごした日々を無駄だと思った事はない。いやはや、過去最高記録のクズだ。
数回やり取りをしたのだが、会話にならない。
こちらが何を言っても、それに対する返答が返ってこないのだ。
何故?何故逆ギレされなくてはならないのだ。
…………………わたしが悪いのか?否どう考えても十中八九相手に非があるだろう。怖い。
そして時たま使われるこの顔文字が何とも気分を害するのである。
この顔文字を使用する奴皆嫌いになるレベル。お前のせいだからな。
大分ストレートに言っているつもりだったが、伝わらないのか?もうどうすれば…。
ダメだ。こちらがどれだけ頑張っても会話にならない。精神が擦り切れる思いだった。
このやり取りをしていく中で、女の中では絶対に言いたくない台詞があった。
『ごめんなさい』という台詞だ。
こちらに確実に非が無いのに謝るなんて絶対にしたくなかった。
だが、ここまで来るとそんなプライドももう関係ない。ここまで来ると言わざるを得ないのだ。
言いたい事をとても分かりやすく全て詰め込んだ。
もうこれで会話にならなかったり、素っ頓狂な返信が来たらもう諦めようと思った。
心のどこかで、『分かった』という返事が来てほしい、と淡い期待をしている自分がいた。
来た返信はこれだ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。